「髪を明るくしたい!」
「色味を綺麗に出したい!」
そう思った時に、ガラリと髪色をチェンジする際に 必要不可欠なのが【ブリーチ剤】です。
そんな時に頭の中に
《ブリーチ=髪の毛が傷む》
という認識を持っている方もたくさんいると思います。
ということで、今回はブリーチ剤の危険性と施術前の注意点をお話ししたいと思います。
髪色を明るくしたいしブリーチでもしようかなー
と考えている方は是非参考までに見てください。
【ブリーチの特徴】
ブリーチとは【脱色・漂白】という意味があります。 食器やまな板の除菌等に使われるキッチンブリーチ。 汚れた衣類を白くする漂白剤。 これら全て同じ性質のものです。
髪の毛の中にある色素を一度脱色してから、アッシュ系、グレー系、ピンク系などの色素を加え染めていく仕組みになってます。
ブリーチだけだと色素を脱色するだけなので、色味はなく、オレンジ〜イエローなどになります。
※ブリーチ前の状態や髪質により違いはあります。
外国人の髪の毛はもともと色素が薄く、生まれたときから金髪ですが日本人は黒髪で色素も濃いのが特徴です。
その黒髪に含まれる【メラニン色素】を破壊して脱色していくので 髪が一気に明るくなります。
元々地毛が金髪の人に色素だけを入れたら綺麗な発色をしますが 黒髪に色素だけを入れても透明感は出ません。
そこから《外国人のような髪色になりたい!》という憧れが芽生え ブリーチを施す機会が増えたように思います。
《ブリーチ後待ち受けるものとは、、、》
髪を明るくしたり、ビビットなカラーをするために ブリーチを施しますが、リスクも必ずついてきます。
ほとんどの人はブリーチを数回繰り返すため ダメージレベルは最大限に達します。
そうなると、せっかく入れた綺麗な髪色も1ヶ月と持たず流れやすくなるため、カラー頻度も増します。
そうなればダメージにダメージを重ね続けることになりますよね。
ブリーチをした髪色は、とてもパサついていて汚く見えがち。
綺麗なカラーを楽しんだ後『飽きたから戻したい』と思っても容易ではない事も難点。
髪の長さにもよりますが、根元から新しい髪の毛が生えてきて、ブリーチ毛を切り落としながら生え揃えるまでの日数は 年単位で時間がかかります。
その間はヘアカラーを繰り返して、お家でのヘアケアを積み重ねて修復していくことになります。
ブリーチで髪のダメージが積み重なると...
- 毛先の枝毛や切れ毛が増える
- 髪の毛がゴムのように伸びる
- 髪を洗うたび、乾かすたびに髪が切れてい
- 髪が溶けて長さが伸びなくなる
上から順に髪の毛にダメージが降りかかります。
※ヘアケアをしっかりとすれば大丈夫ですので安心して下さい。
《痛むだけじゃない!?ブリーチした後はパーマ禁止!!!》
まず、一番覚えておかなくてはいけないことは「ブリーチ後にパーマをするタイミングについて」です。
ブリーチ後にパーマをかけたい場合はどれくらい期間を空ければいいと思いますか。
一体ブリーチ後はいつからパーマをかけられるようになるのでしょう。
残念ながら、ブリーチした髪の毛にパーマはNGです。
(パーマ=コールドパーマ・デジタルパーマ・エアウェーブ・ストレートパーマ・縮毛矯正)
ブリーチを使ったカラーをする場合はパーマをしばらく楽しめないということを覚悟して行って下さい。
もし、ブリーチとパーマ両方を楽しみたいと考えている場合は、「先にパーマをかけて、髪の様子を見ながらブリーチをいれていく」という方法がベストですね。
パーマとブリーチはかなり相性が悪いのですが、パーマを先に行ってヘアダメージの度合いを美容師さんに見てもらいながら、ブリーチやカラーを入れていけば髪の傷みも抑えられます。
しかし、その後パーマをもう一度しようと思うと数年先になるということを忘れずに!!
【まとめ】
ブリーチ=髪の毛が傷む
↓
ダメージが重なると
- 毛先の枝毛や切れ毛が増える
- 髪の毛がゴムのように伸びる
- 髪を洗うたび、乾かすたびに髪が切れてい
- 髪が溶けて長さが伸びなくなる
↓
ブリーチした後はパーマ禁止!!!
つまり、僕が今回お伝えしたい事は
『ブリーチをするときは数年間パーマができなくなる事を覚悟する事!!!』
『ブリーチはダメージのリスクがあるので髪の状態を美容師に相談する事!!!』
しっかりとリスクを分かった上でなりたいヘアスタイルを楽しみましょう!
Float 天六店 カメダタカアキ